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大上博基先生

 

■このコースについてお話ください

今年度(平成28年度)のコース長の立場で、コースの概要をお話ししましょう。

このコースは古くは農業土木学と呼ばれていた分野です。工学部の土木学と異なる点は、【水】を使う【農業】が大いに関わる点です。
農業は、農村地域で自然と共生し、いのちを育む産業なので、農業土木学は農業農村工学とか地域環境工学と呼ばれるようになってきました。
コースの重要なキーワードは、土・水・環境です。

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武山絵美先生

■ご自身の担当されている事や、コースについてお話ください。

農村空間の設計・デザインや、それを実現する計画づくりが研究のテーマです。

実際にその農村に行って、土地利用を調べたり、
農地を守るために、なにが必要なのか。例えば農地そのものに加えて道路とか水路などですね。

それをどういう風に設計すれば真に役立つものができあがるのかを考えるのが、
研究の内容ですね。

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泉智揮先生

■ご自身の担当されている事や、コースについてお話ください。

地域環境工学コースは、農村を対象にしています。
農村は「食料生産」や「生活
の場を提供する役割を担っていますので、その環境を将来にわたって“持続可能”な状態に「整備」・「管理」・「保全」する技術を学んでいくコースです。

私が所属する研究室は、地域環境工学コースの中の「水資源システム工学教育分野」という研究室です。ここでは流域環境と生態系保全に配慮した水資源の開発技術と計画・設計・管理手法の研究、それから浅水域における水環境の管理に関する教育研究を行なっています。
つまり、農業には水(利用)が欠かせませんが、その水の量と質についての問題や、それらと生態系との関係についての問題に取り組んでいます。

研究室のホームページもありますのでご覧ください。
URL:http://web.agr.ehime-u.ac.jp/~water/index.htm

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