コース紹介


近年の急速な社会の工業化や資源需要の増大は、環境汚染や天然資源の劣化を引き起こし、地球規模での自然環境の悪化や生態系の破壊をまねいています。私たち人類も含め、地球上のすべての生命と生態系の存続は、今後私たちが自然環境の物質循環と調和した持続可能な社会を構築できるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。このような時代背景のなかで、本コースは、生物の生存基盤である自然環境を科学的に観察・計測する方法、様々な人間活動に伴って生じる攪乱が生態系に及ぼす影響を監視・解析する方法、将来の環境悪化を防止・改善する方法などを学び、自然環境と生物資源の保全に積極的に貢献できる人材の育成を目指しています。

本コースでは次の資格を取得することが出来ます。

  • 中学校教諭一種免許状(理科)
  • 高等学校教諭一種免許状(理科)
  • 学芸員

 

教育分野紹介

生態系保全学
水圏生態系、特に浅海域生態系における人工化学物質の排出等の人間活動の影響評価と生態学的立場からの保全・管理。

水族保全学
絶滅危惧種から有用水産対象種に至る水生生物の遺伝的多様性の評価および管理手法の開発を目指した教育・研究を行なう。

水族繁殖生理学
魚介類の生殖・生理機構を分子・細胞レベルで解明し、それに基づく新しい水産増養殖技術の確立を目指した教育研究を行う。

農生態学
農耕地やその周辺環境を含めた里山生態系の生物多様性や生態系サービス、環境リスクについて生態学を基礎に総合評価し、適正に管理する方策を探る。

海洋分子生態学
海洋環境における物質循環、生物間相互作用、微生物の機能ならびに動態を群集から分子レベルにわたって解明する。

環境産業応用科学
地球表層環境に生じた極微細コロイドの特性と化学構造及び同コロイドと化学物質の相互作用のナノレベル解析。

環境計測学
微量環境汚染物質の化学的計測法の開発、環境動態解明、リスク評価および廃棄物の適正処理・再資源化技術に関する研究。

環境産業科学(三浦)
化学物質汚染の対策技術及び計測技術並びに廃棄物の再利用技術等について研究開発を行う。